藤井猛九段
1991年4月1日四段。四間飛車・藤井システムの開発者で穴熊全盛の将棋界の歴史を変えた棋士。
島朗九段が当時「藤井くんの指す四間飛車は藤井システムと言える」と発言をしたことがきっかけに藤井システムという言葉が将棋界に定着。
緻密な研究と、終盤の「ガジガジ流」と呼ばれる攻めで竜王3期を獲得した。

居飛車党が総出で研究を重ねて対策を完成させ、一時は不調の時期もあったが、矢倉や角交換振り飛車にも独自の研究を加えた戦法を開発し、芸域を広げていった。

ここ最近では将棋AIを使った研究で当時諦めかけらてていた藤井システムの復活も水面下で進められていて、その優秀性が改めて確認されているという。本家によるリバイバルブームに注目だ。
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